株式会社三井住友フィナンシャルグループの連結子会社である株式会社プラスメディ(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:永田幹広、以下プラスメディ)は、2025年1月に第二大阪警察病院と統合し新病院として生まれ変わる社会医療法人警和会 大阪警察病院(住所:大阪市天王寺区、院長:澤 芳樹、以下大阪警察病院)が推進する「スマートホスピタル構想の第1弾」に医療関連企業を中心に構成された7社と連携し参画いたします。

 この「スマートホスピタル構想の第1弾」とは大阪警察病院が掲げる基本方針「いのち輝くスマートホスピタルを実現するために」を実践するもので、医療DXの推進の取り組みとして、医療データの利活用を実現することを医療の未来にとっての早急な課題ととらえ、全国のどのような病院でも患者中心にPHR(パーソナルヘルスレコード)がつながり、医療データの利活用が実現するプラットフォームを構築し、大阪モデルとして全国に展開するための検証※1となります。

出典:大阪警察病院

 そういった中、プラスメディは、1,医療データ閲覧用患者支援スマホアプリ「wellcne(ウェルコネ)」及び、2,QOL(生活の質)向上支援スマホアプリ「FAROme(ファロミー)」の2つのスマホアプリを導入運営し、スマホを介した患者との接点の役割を担います。

 プラスメディは、データの利活用によるQOLの向上が最終ゴールだと考えています。今回、この検証で、病院や参加企業と疾患の研究を一緒にやりつつ、様々な人に適応した未病・予防に繋げていきたい。そして、一人ひとりにカスタマイズされたサービスを提供していきたいと考えています。

 以下、今回導入運営する各アプリの説明になります。

1.スマホアプリ「wellcne(ウェルコネ)」とは、

 病院・患者向けのスマホアプリです。その特徴は通院時間の短縮・病院内の混雑緩和の解決・患者と病院のコミュニケーション向上・PHRの実現を目的としています。サービス内容は、電子診察券・診察待順案内・会計オンライン後払い決済・処方箋情報送信・病院からのお知らせ・受信予約確認等をスマホアプリで実現しています。

 また、株式会社三井住友銀行が運営する医療版情報銀行サービス「decile」と連携することで、健康管理に必要な医療情報の閲覧・医療情報共有等のPHR機能と合わせ、患者体験をより快適にするサービスを実装しています。

 弊社通院支援アプリ「MyHospital(マイホスピタル)と合わせ全国15病院が導入、約5万人の患者が利用しています。(2024年2月24日現在)

2.スマホアプリ「FAROme(ファロミー)」とは、

 患者向けのスマホアプリです。その特徴は、患者の日々のQOL(生活の質)を向上するために疾患相談や病気の知識を増やすことで、日常生活で感じる不安を低減し、日々の体調を記録することによって、その変化の見える化や見守って欲しい人に見守ってもらえるようになります。

 サービス内容は、体調/症状/検査結果ログの記録及び自動解析機能の提供、コミュニケーションツールとして体調/疾患日記、見守りは医師との連携やデータ共有が可能です。この3つのサービスにより、医療データ・日常生活データとマイナポータルを連携して体調管理を可能にします。患者の一生涯を見守るスマホアプリです。(2024年10月運用開始予定)

以上

■プラスメディが導入するアプリについて

   

<wellcne(ウェルコネ)ホームページ><FAROme(ファロミー) ホームページ>
https://www.wellcne.com/https://plus-medi-corp.com/farome/

※1)患者中心で医療データの利活用が実現するプラットフォーム構築の検証

本検証は、大阪大学医学部附属病院における、平成30年度の総務省の情報信託活用促進事業、平成31年度戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)による、三井住友銀行、日本総合研究所とのコンソーシアムによる医療情報銀行の実証を発展させ、大阪警察病院、本検証に参加する8つの事業者と共に検証するものです。 大阪大学医学部附属病院における実証はこちらをご覧ください。

https://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/home/hp-info/subpage3.html

≪本件の関するお問い合わせ先≫

株式会社プラスメディ 経営企画部広報担当:九島洋一

住所:東京都千代田区神田神保町2-5-11神保町セントラルビル6F

電話:080-7165-5497

メール:y_kushima@plus-medi-corp.com