導入事例

CASE STUDY

社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部東京都済生会

東京都済生会中央病院

「MyHospital」アプリ導入後、
4つの進化と医療情報システムDX化への展望

東京都済生会中央病院では、「MyHospital」アプリケーションの導入時から様々な機能を活用し、患者サービスの向上と病院内業務の効率化を図ってまいりました。その結果、「MyHospital」は大きく以下の4つの進化を遂げ、今後もさらなる医療サービスの提供に取り組んでいきたいと考えております。
入院診療費の後払い会計

 入院患者の退院導線簡略化、利便性向上を目指し、2020年3月、「入院診療費の後払い会計」を新たに機能追加しました。これにより、入院患者が会計窓口に足を運ばずに病室内で医療費を精算し、そのまま退院することが可能になりました。また、それに伴い、スタッフの会計作業が簡略化され、業務負担の軽減、会計処理の効率化につながっています。

待合順番通知機能

 2020年7月に「待合順番通知機能」を追加導入いたしました。この機能は、患者が受付後、診察までのシグナルをアプリ上にプッシュで通知します。これにより患者は診察時間までを自由な空間で過ごすことが可能となりました。昨今の新型コロナウイルス感染症禍において、患者から「アプリを使うことで密を避け、車の中で診察を待つことができて便利」などのお褒めの言葉をいただいております。これまではスマートフォンを活用したサービスを数社と連携しておりましたが、「MyHospital」に一本化することで患者から見た利便性の向上につながり、運用面においても効率的に管理する事が可能となりました。

オンライン診療の実証

 2020年7月からNEC・㈱プラスメディとオンライン診療の実現に向けた共創プロジェクトを進めています。外来診療での再診患者のうち、退院後の経過観察や、定期モニタリングが必要な患者を対象に、ビデオ通話システムによる診察や、診察行為・会計・処方箋発行までをオンライン上で一貫して提供するための検証に着手いたしました。

後払い会計専用窓口の設置

 2021年1月から、「MyHospital」アプリの利用者拡大を目的に、「MyHospital後払い会計専用窓口」を開設いたしました。これにより、MyHospital後払い会計と一般会計の窓口を区別し、患者にアプリでのクレジット会計の利便性を肌で感じていただくことができます。専用窓口にて待ち時間を軽減し、会計を済ませる患者が増えることで、アプリの認知度を高め、さらなる利用の促進を図ります。さらに、後払い会計の利用拡大が、会計受付の人員配置の最適化につながる事を期待しています。病院側の人件費の削減や窓口スタッフの負担軽減を目指します。
 医療機関におけるDX化は急速に進むことが予測されます。当院では今後、PHR(Personal Health Record)の活用をその一端として、「MyHospital」の機能を活かした「電子母子手帳」の構築に期待しています。お子さまが生まれる前からの検診、生まれてからのワクチン歴・健診歴、検査結果などの情報を記録し、蓄積する電子システムとなります。母から子へとスマートフォン上のデータが引き継がれ、生涯にわたる医療情報の一元管理の確立を目指したいと考えています。

町田 洋治

社会福祉法人

済生会支部東京都済生会 東京都済生会中央病院

医事課/医事企画室/診療支援課 課長

診療録管理室・がん情報管理室/図書室 室長代理

病院経営管理士/診療情報管理士

町田 洋治